
初めてジムを利用する場合、どのようなポイントを押さえてジムを選べばよいのか悩んでいませんか?まずはどのようなジムがあり、それぞれのメリット・デメリットを知ることから始めましょう。このページでは、初心者が知っておきたいジムの選び方のコツについて紹介しています。ポイントを理解し、自分に合ったジムを選びましょう。
ジムには3つの種類がある
ジムには、大きくわけて3つの種類があります。それぞれの特徴や、メリット・デメリットを紹介します。
公営ジム
公営ジムは、市や町が運営している公共施設のジムを指すのです。たとえば、総合体育館やスポーツセンターが公営ジムに当てはまります。地元の人の利用頻度が高く、比較的手頃な価格で利用できるシステム。
料金形態は利用するごとに支払うので、月額費用が不要である点もメリットです。一方、自分でトレーニングメニューを管理する必要がある、営業時間が短く、夜間に利用できない施設が多い点がデメリットといえるでしょう。
パーソナルトレーニングジム
民営のパーソナルトレーニングジムは、パーソナルトレーナーがついて、メニュー作成や食事指導を行っている点がメリット。マンツーマンで指導を受けられるため、二人三脚で目標に向かってトレーニングを進められます。「○○キロ落としたい」「くびれをつくりたい」と明確な目標を持って努力できる人におすすめのジム。
しかし、トレーナーが指導するシステムなので、料金設定が比較的高いこと、トレーナーと相性がよくない場合もあることがデメリットです。
会員制スポーツジム
会員制スポーツジムは、施設内にトレーニング用のマシンがあり、会員が自由にトレーニングを行えるジムです。会員になれば専用のカードキーで出入りでき、好きなマシンを利用できます。空いた時間にトレーニングをしたいという人におすすめ。コストを抑えて運営しているため、利用料金が安い点もメリットです。
デメリットとしては、自分でトレーニングメニューを作成しなければならない、初心者だとマシンの利用方法が分からないといった点が挙げられます。
ジム初心者が失敗しない選び方
ジム初心者だと、どうしても選び方が大ざっぱになってしまうかもしれません。失敗しない選び方を解説しましょう。
通いやすい立地にあるか
まずは、通いやすいジムを選ぶことが一番のポイント。自宅あるいは職場から通いやすい場所にあるか、立地をしっかり確認しましょう。不便な場所にジムがあると、そのうち通うことすらつらくなってしまい、そのまま退会してしまう可能性が高くなります。
また、営業時間もチェックしましょう。会社帰りにジムに行くスタイルなら、夜遅くまで営業しているジムを選ぶ必要があります。トレーニングを無理なく続けるためにも、通いやすく、自分が利用したい時間に営業しているジムを選んでください。
見学や無料体験ができるか
見学・体験ができるジムであるかを確認してみましょう。施設の清潔さやマシンの種類・台数、スタッフの接客態度など、さまざまな要素を自分の目で直にチェックできます。
料金や立地だけで決めてしまうと、いざ入会してトレーニングを始めるときに、思い描いていたイメージと違っているかもしれません。ミスマッチを防ぐためにも、できるだけ見学や無料体験があるジムを選びましょう。
スタッフの接客態度はどうか
快適なトレーニングを行うためにも、スタッフの接客態度を確認することは大切です。利用者の質問にハキハキと明るく応えてくれるジムは、通ううえで非常に安心できるジムだといえるでしょう。
パーソナルトレーナーはいるか
パーソナルトレーナーがいるかどうかも確認します。トレーナーはトレーニングのプロのため、利用者に合ったメニューやスケジュールを作成してくれます。
運動経験が少ない人やジム初心者にとって、トレーナーは非常に心強い存在といえるでしょう。トレーナーが在籍しているジムは、効果的なトレーニングができるはずです。
充実したマシンや設備があるか
目標を達成するために必要なマシンや、充実したトレーニングライフが送れる設備があるかをチェックすることもジム選びにおけるポイントです。会費を払って通うので、快適な環境でトレーニングを行いたいもの。設備が整っていればモチベーションも上がり、ジム通いも楽しくなるでしょう。
マシンはもちろん、ロッカー、シャワールーム、サウナ、ウォーターサーバーもそろっていれば、気持ちよくトレーニングに集中できますね。
ジム初心者が入会する前のポイント
ジム選びに失敗しないポイントを押さえたところで、次は入会する前のポイントを紹介しましょう。モチベ―ションを保つためにも大切なことをお伝えします。
ジムに行く目的を明確にする
何か理由があってジム通いを決めた人が多いと思いますが、入会前に改めてジムに通う目的を明確にしておきましょう。「1か月で○○キロ痩せる」「体脂肪を○○%落とす」など、目的は人によってさまざま。
ジム通いを始めると途中でやめたくなってしまうこともあるかもしれませんが、具体的な数字を目標に掲げておくことで、初心を思い出せるはず。トレーニングに対するモチベーションを保てるようになるはずです。
複数のジムの見学や体験に行く
ジムに行く目的を明確にした後は、実際に見学や無料体験に足を運んでみましょう。ひとつだけではなく、複数のジムを比較してみることがポイントです。
トレーニングマシンの台数や種類、スタッフの接客態度、施設の充実度などを直にチェックし、自分に合っているかどうか確かめます。いくつかのジムをくまなく確認し、ひとつずつ比較しながら決めると、自分のイメージとのミスマッチを防げるでしょう。
まとめ
ジム初心者がジムを選ぶ場合、ジムがある立地やサービスの質、マシンの充実度など、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。これらのポイントを理解したうえで、見学や無料体験に足を運んでみましょう。
実際に自分の目で確認すると、目標を達成できそうか、快適にトレーニングできそうかが、何となく掴めてくるはず。複数のジム候補を挙げ、立地やマシンなどを比較しながら決めると、後悔のないジム選びができるでしょう。入会前には、ジムに通う目的を改めて明確にしておくこともお忘れなく。